恋愛話掲示板


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二人の足跡 社会人編 拓也 10/12/8(水) 2:47
二人の足跡 社会人編 訂正 拓也 10/12/8(水) 2:55
Re(1):二人の足跡 社会人編 訂正 ゆうた 10/12/9(木) 0:39
Re(1):二人の足跡 社会人編 2 拓也 10/12/9(木) 22:09
Re(2):二人の足跡 社会人編 3 拓也 10/12/9(木) 22:38
Re(3):二人の足跡 社会人編 3 Rai☆ 10/12/9(木) 23:38
Re(3):二人の足跡 社会人編 4 拓也 10/12/10(金) 2:56
Re(4):二人の足跡 社会人編 5 拓也 10/12/11(土) 0:31
Re(5):二人の足跡 社会人編 5 Rai☆ 10/12/11(土) 0:56
Re(5):二人の足跡 社会人編 6 拓也 10/12/11(土) 2:25
Re(6):二人の足跡 社会人編 7 拓也 10/12/11(土) 2:28
Re(7):二人の足跡 社会人編 7 Rai☆ 10/12/11(土) 8:20
Re(7):二人の足跡 社会人編 8 拓也 10/12/11(土) 22:03
Re(8):二人の足跡 社会人編 8 たく 10/12/12(日) 1:15
Re(8):二人の足跡 社会人編 8 はる 10/12/12(日) 1:17
Re(8):二人の足跡 社会人編 9 拓也 10/12/12(日) 21:26
Re(9):二人の足跡 社会人編 9 Rai☆ 10/12/13(月) 0:33
Re(9):二人の足跡 社会人編 10 拓也 10/12/13(月) 3:40
Re(10):二人の足跡 社会人編 11 拓也 10/12/13(月) 4:00
Re(11):二人の足跡 社会人編 11 kaa 10/12/13(月) 22:59
Re(11):二人の足跡 社会人編 11 Rai☆ 10/12/14(火) 9:25
Re(11):二人の足跡 社会人編 11 11/1/14(金) 23:26
Re(11):二人の足跡 社会人編 11 こうき 13/4/1(月) 14:58

二人の足跡 社会人編
 拓也  - 10/12/8(水) 2:47 -
ものすごく久しぶりにこのサイトに来ました。最初に自分たちの馴れ初めを書いてから約2年、もうすぐで3年経ちます。初めて見る方は、検索ページから「二人の足跡」で検索し、読んでから見ていただけると嬉しいです。


 和広と付き合えるようになってからは、毎日がとても楽しくて、本当にかけがえのない日々でした。でも、現実は厳しく辛いものでした。


 以前書いたのは社会人になる前の、学生時代の話でした。と、言ってもそんな昔ではないのですが。


 学生時代に、本当に好きだった和也と付き合うことができて、どんな困難でも立ち向かえるような気持ちだった。少なくとも俺は・・・

 そんなこんなで俺も和也も社会人となり、それぞれ毎日を過ごしていた。面接を受けては落ち、受けては落ち、の繰り返しだったが、なんとか就職することができた。誤解を恐れず言うならば、正直、妥協することも時には必要なことだと実感したことも事実である。


 社会人として出発した俺らは、今まで通り、変わらずに過ごせるものだと思っていた。
 ある日、俺の家で、和広からこんな話を切り出された。


俺&和広「かんぱ〜いっ」
俺「もう、マジ疲れたわ〜」
和「俺も〜」


この時はこんな話しかしていなかった。時間に追われ、仕事ばかりの毎日でお互いにゆっくりできることがなかったからである。それに、休みもバラバラで二人が一緒に休めることはほとんどなかった。


俺「久しぶりだな、こうして二人で過ごせるのも」
和「なっ!」
俺「仕事はどうよ?」
和「どうもこうも、いつも通りだよ」
俺「だよな、周りの人も同んじ気持ちなのかね?」
和「だろうな。本気で仕事に熱中して、家族を養って・・・・」
俺「・・・家族ね。」
和「そういや、この前飯食いにいったら久しぶりに○○と会ったよ!」
俺「おお!懐かしいな!」
和「今度合コンしようぜって話されてさあ」
俺「合コンかぁ。いつ?」
和「いや、どうせ社交辞令的なもんだろ?」
俺「なんか冷めてんな(笑)」


が、この合コンが後に波乱を含んでいたことなんて思いもしなかった。

長くなりそうです。今回も誹謗・中傷はお控え下さい。駄文ですが、広い心で見ていただけると嬉しいです。

引用なし

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二人の足跡 社会人編 訂正
 拓也  - 10/12/8(水) 2:55 -
誤字発見・・・

和也→和広

です。

すいませんでした。

引用なし

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Re(1):二人の足跡 社会人編 訂正
 ゆうた  - 10/12/9(木) 0:39 -
前の話すごく良くて何度も読み返してました。

お忙しいでしょうが、続き待ってます!

引用なし

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Re(1):二人の足跡 社会人編 2
 拓也  - 10/12/9(木) 22:09 -
二人で飲んで過ごしてから一ヶ月ぐらい経った頃、メールが入った。内容は以前話していた合コンの日程が決まったことであった。誘われたのは和広だったが、誘ったやつは俺も共通の友達だったため、一緒に行くことになっていた。日程を見ると、その週末であった。いつもなら定時であがれることが多い週末だが、たまたまその週は仕事が忙しく、とてもじゃないが行けそうもなかったので今回は断った。

 その夜、和広から電話があった。

和「拓、合コン行かねえの?」
俺「行きたいけどな、今回はちょいと厳しいから」
和「じゃあ俺も行くのやめるわ!」
俺「いや、別にいいんじゃん?行くって言っちゃったんだろ?」
和「まぁな・・・」
俺「それに、俺の目的は仕事上、とりあえず顧客数増やしたいっつうあまりいいもんじゃない考えだしな」
和「(いつも仕事ばっかだな・・・)」
俺「ん?なんて?」
和「いや、いつも仕事で大変だなって」
俺「なあ、ほんとまいっちまうよ。今日もさぁ〜」
和「とりあえず、詳しいことはまたあいつ(○○)から聞いて考えるわ〜」
俺「お、おう。そだな。じゃあまたな」
和「お疲れ〜」


 電話を切ってから、少し変な感じがした。いつもなら俺の仕事の愚痴を聞いてくれてた和広がすぐに電話を切ったことが・・・このときはそんなに深く考えていなかった。


 それから数日経った頃、和広から


  「合コン行ってくんね。」


との短文メールが届いた。俺は
 

  「おう。」


それだけのメールを返した。

引用なし

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Re(2):二人の足跡 社会人編 3
 拓也  - 10/12/9(木) 22:38 -
ゆうたさん、前回のも読んでいただき、ありがとうございます。引き続き、暖かな目でお願いします。


それから、合コン当日まで、特にこれといった連絡もとらなかった。合コンが始まる午後7時。その頃、俺は来週までに提出の書類を作成するため、机にかじりついていた。
 午後9時過ぎ、予想以上に早く仕上がった。達成感でいっぱいな気分♪これで、日曜は気兼ねなく体を休められると思うと、ウキウキしてしょうがなかった。身の回りの整理をして退勤。携帯をチェックしたが、和広からの連絡はなかった。きっと楽しんでるんだろうと思い、

 「今終わったよ。帰ってこれそうなら家で酒飲んで待ってるわ」

といった内容のメールを送った。帰る途中、なんとなく合コンが気になった。多分、メールしてもこれといった返事がなかったからだと思う。この電車の途中で降りれば、合コンがやってる場所に行ける。でも、まだ同じ所でやってるとは限らない。色々悩んだ結果、結局その場所で降りた。とりあえず行って、もしいなかったらそのまま家に帰ればいいや、と自分に言い聞かせた。


 歩いて15分、合コン場に着いた。店に入り店員さんに
俺「今日、○○という名前で予約が入っていたと思うんですが?」
店員「はい、ですが先ほど店を出られました」
俺「あ、そうですか・・・わかりました、ありがとうございます」


俺「やっぱいないか・・・」

店を後にしようとした時、店員さんから声をかけられた。

店員「あの、もし○○さんと連絡が取れるようなら、こちらの忘れ物をお渡ししていただけると助かるのですが」

といって渡されたのは、和広のアクセサリーと上着だった。

俺「あ、はい、じゃあ預かります」


(なんで?ん?どして?)と自問自答しながら店を出た。とりあえず、この状況でわかることは、合コンは盛り上がって、二次会に行ったということであった。まぁ、和広のだし、渡せないことはないしな。メール入れて家に帰ろう。そう考えていたその時・・・


?「あのぅ・・・」
俺「???俺・・・ですか??」
?「あ、はい・・」
俺「はぁ・・・」
?「それ・・あの・・・」
俺(なんでこんなちっちゃい声なんだ?まさか・・・逆ナン????)
俺「何か?」
?「そのぉ・・・その上着・・・」
俺(違った・・・)
俺「これ?」
?「はい。それって、もしかして和さんの・・・というか、私の知り合いの上着と似ているですが・・・」
俺(今なんて言った?)
俺「あぁ、一応俺の知り合いのですが。失礼ですがどちらさんですか?」
(少し口調が強くなってしまった。)
?「私、今日、ここでお会いしまして。それで、今さっき和さんが忘れ物していることに気がつきまして」
俺(やっぱり聞き間違えじゃなかった・・・この人・・・和広のこと・・和さんて)
俺「あぁ、和広の知り合いでしたか」
?「はい。もう皆さん帰られたんですが、私の家こっちなので、ついでというか」
俺「なるほど」
?「もし良かったら私、返しておきます」
俺(どうする?なんかぐいぐいくるな。どうしよ?ここで俺が断ったらおかしいかな?でもな。・・・・・・・)
俺「あ〜・・・・はい・・・じゃあお願いします・・・」
というと、この女の人は笑顔になり、
?「はい!」
俺「よろしくね。この件のこと伝えておきたいから、良かったら名前教えてくれる?」
?「あ、私○○美穂っていいます」
俺「美穂さんね。わかった、ありがとう」
美「いえ、ではまた」
というと、小走りで去っていった。

引用なし

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Re(3):二人の足跡 社会人編 3
 Rai☆  - 10/12/9(木) 23:38 -
これからの展開にドキドキしてます。読みながら、波乱があっても2人がこのまま幸せでいて欲しいって祈ってます。
続き頑張って下さい。

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Re(3):二人の足跡 社会人編 4
 拓也  - 10/12/10(金) 2:56 -
Rai☆さん、読んでいただき、ありがとうございます。ご期待に応えられるかわかりませんが、引き続きよろしくお願いします。


少しの間、呆然としていたが、ふと我に返り、このことを和広に伝えようとメールしておいた。美穂っていう人がいうには、もう合コンが終わったんだし、もう帰ってる頃だ。ちょっと嬉しくなり、それからは家路へと急いだ。

 家に着いてから、風呂に入り、缶ビールを開けた。だが、いつまで経っても和広からの連絡がなかった。もしかしたら、男同士で今日の反省会でもしてんのか?と思った。


 気付けば日付が変わった頃、携帯がなった。

 和「今日はいけない。また今度」


少しショックだったが、しょうがないと思い、

 俺「わかった。」

と返信した。


その日は和広からのメールに少し安心して布団に入った。


次の日の日曜、家でぐうたら過ごそうと考えていたが、和広に会いたくなった。すぐに携帯を手に取り、

 俺「まだ寝てる?起きたら会わないか?」

とメールを送信した。

普段なら誰にも見られることがないから、何も気にせず送った。これがいけなかった。


 昼過ぎに携帯がなった。

 和「今日も無理。」

いつもながら短文。どうしようかと思ったが理由を聞いた。

 俺「どして?」

 和「疲れてるから」

 俺「じゃあ家にいていいよ。俺が行くから。」

 和「だから無理」

カチンときた。

 俺「理由ぐらい言えよ」

 和「美穂といるから」

・・・・  

・・・・・・

・・・・・・・・


俺(美穂って?まさか昨日の?・・)

 俺「何言ってんだよ?」

と送ってからめんどくさくなった俺は電話をかけた。

 美「・・・はい」
 俺「???は?誰?」
 美「・・・・・そっちこそ誰なんですか?」
 俺「ってかこの携帯和広のだと思うんだけど?」
 美「そうですよ」
 俺「はっ??だから誰だよ!!!」
 美「・・・和さんの彼女ですが!!!」
 俺「・・・・え?」
 美「大体さっきからなんなんですか?」
 俺「は?」
 美「しつこくメールして」
 俺「あんたがメール打ってたのか?人の携帯を勝手に」
 美「昨日からしつこいんですけど」
俺(昨日から?・・・え?じゃあ昨日のメールからこいつが?)
 俺「和広は?」
 美「隣で寝てますが?」
俺(今・・・なんて・・・?)
 俺「もしかしてあんたの名前って・・・美穂・・・って・・・?」
 美「・・・・・・昨日の・・・」
 俺「・・・・・もしかして昨日上着を取りにきた後も一緒にいたのか?」
 美「・・・・」
 俺「そういうことか」
 美「・・・・・」

すると、いきなり電話が切れた。


昨日会った時はおとなしそうな女の子だと思ったが、電話の話し方を聞いて、そのギャップに少しビックリした。


そしてこの日、俺は夜まで何も考えられず、ただただ時間だけが過ぎていくだけだった。

引用なし

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Re(4):二人の足跡 社会人編 5
 拓也  - 10/12/11(土) 0:31 -
あの絶望の日曜から、俺は仕事どころではなかった・・・と言いたいところだが、思った以上に仕事は順調。提出した書類も問題なかった。新しい仕事にもチャレンジし、今まで以上に忙しく、恋愛していることを忘れるぐらいだった。変わったことといえば、あの日曜から家に帰ることはなくなった。仕事で忙しかったことが主な要因だが、家に帰ると、一人でいることをものすごく、本当に感じてしまう、そう思い、必要なものだけバッグに入れ、会社に寝泊りしていた。それを見た上司はご満悦といった様子。


あれから和広に連絡はしていない。いや、厳密にいえば、月曜の夜、一度だけ電話をした。
(もしかしたら和広がでるかも?)
という淡い期待をもって。けど、聞こえてきたのはあの無機質な女性の声。「おかけになった〜」と聞こえてきた瞬間、すぐに切った。


和広には彼女がいた。中学校の同級生で、とても可愛らしい子だった。そのことを考えると、至極、当たり前なんだろうと、勝手に納得して自分を慰めていた。


普段は短文でも
      「お疲れ」
の一言をお互いに送っていた。仕事で忙しくても、送ろうと思えば1分もかからない手間なはずなのに、今では全くなくなった。俺も送らなかった。

 表面上は、とても生き生きした顔で真剣に仕事をし、同僚はそんな俺に何の疑いももたず、普通に接してくる。それに対して、無難な対応、時には笑いも誘ったりと、それなりの生活であった。

 夜は仕事が片付くと、街に繰り出し、適度な酒を楽しんだり、同僚の家に遊びに行ったり、本当に充実しているように見せていた。そうでもしないと、一人でいる時の孤独感はとてつもなかったから・・・


     そんな生活が続いた俺に、一本の電話が入った。

引用なし

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Re(5):二人の足跡 社会人編 5
 Rai☆  - 10/12/11(土) 0:56 -
前話を読んでて、あの女に怒りを覚えました。ナンツー最低な女…こういう奴いるんですね。

辛い展開ですが、更新頑張って下さい。心情が伝わってきて、何か凄く胸が痛み苦しいです。

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Re(5):二人の足跡 社会人編 6
 拓也  - 10/12/11(土) 2:25 -
Rai☆さん、またまたありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。


 電話の相手は、俺が借りてるアパートの大家さんからであった。

大「もしもし?○○(俺の苗字)さん?」
俺「あ、はい、お世話になっています」
大「最近、家にいますか?」
俺「あ〜、仕事が忙しくて帰ってないんです」
大「鍵がかかってるのはいいんだけど、なんか郵便物かいっぱいでね」
俺「はぁ・・・。」
大「ポストにそのままっていうのはさぁ、できればやめてほしいんだよねぇ」
俺「郵便物?ですか?(請求書とかかな?)分かりました。すぐに取ります」
大「ほら、空き巣とかになったら嫌でしょ〜?それに〜・・・・・」
俺「申し訳ないです。今夜にでも帰りますので」
大「お願いしますよ?」
俺「はい。失礼します」


 ポケットから携帯を取り出す瞬間、もしかしたら和広?という期待で画面を見、すぐに落胆したのはいうまでもない。


その夜〜


久しぶりに家に帰り、郵便物をポストから取り出し、家に入った。替えの下着や書類など、今後も必要になるであろう備品を整理してバッグにつめた。掃除もしてない台所や風呂場は、ちょっと変な匂いを発していた。今度、ゆっくり掃除しよう、そして、もう少しこの部屋にいることが楽になったら、思い出にして引っ越そう、そんなことも考えていた。


 郵便物の中身も確認しなければならない。やはり、大体が請求書とDMの葉書であった。その中に、茶封筒が1通。実は、郵便物を取り出す時から気になっていた封筒である。


   不器用に開けたその中身は和広からであった。

引用なし

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Re(6):二人の足跡 社会人編 7
 拓也  - 10/12/11(土) 2:28 -
「6」を投稿したと思ってたらできてなかったみたいです。なので連投になります。


    拓へ

 あれから(合コン)全く連絡が取れなくて、本当に心配している。あの時、飲み過ぎて上着は失くしたり、携帯壊れたりと最悪なことばかり。

 (え?・・・携帯・・・?)

 いつもかけてる番号も、気にしていなかったから覚えていなくて、どうにも連絡とれなかった。会社のPCのアドレスも知らないし、携帯がなくなるだけでこんなに不憫になるなんてな。

 (どういうこと?)

 合コンで知り合った女の子が介抱してくれたんだけど、気付いたらその子の家にいた。まず、そのことを謝りたい。その子、俺のこと気に入ってくれたみたいなんだけど、勝手に携帯見て、拓にも連絡してたみたいで。

 (何で知ってるん?)
 
 起きてすぐに拓にメール送ろうとしたら、変なメールがあってさ。読んでみたら拓とのやりとり。俺、そんなメール送ったつもりもないから電話しようとしたら、着歴に拓の名前。ますます訳分かんなくて、その子に聞いてみたらさ。


 (・・・・・・・・・・・・・・)


 とりあえず、ものすごくむかついて気付いたら携帯投げつけてキレてた。それから、冷静になったんだけど、携帯ないと連絡とれないってことに気付いて。


 次の日、拓に会おうと思って家の前で待ってたけど、拓帰ってこなくて。


 (・・・・・・・・・嘘・・だろ?・・・・・・・)


 次の日も、夜待ってたけど帰ってこなくて。


 いつか、帰ってくる時に、分かってもらうには手紙しかないって思ってこの手紙を書いた。

 読んだらすぐに電話くれないか?

                  090ー○○○○ー○○○○


 俺は・・・・どうすればいいか分からなかった・・・・・

引用なし

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Re(7):二人の足跡 社会人編 7
 Rai☆  - 10/12/11(土) 8:20 -
和也さんの手紙に…ホッとしました。すいません!何度もコメしちゃって…大丈夫かなf^_^;俺…
応援してるので頑張って下さい。

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Re(7):二人の足跡 社会人編 8
 拓也  - 10/12/11(土) 22:03 -
Rai☆さん、いえいえ、コメントしていただけるだけで嬉しいです。


何度も読み返す。何度も。でも、どうしても信じられなかった。手紙の内容は、多分本当のことだろう。でも・・・・

 なんて、あーでもない、こーでもない、もしかしたらこーか、いや、あーかな、などと、頭の中で考えてたら、手紙を読んでから一時間以上経っていた。

 自分で考えていたって先に進まない。意を決して書かれている番号を打つ。電話をかけるボタンを押せばつながる。和広に。

 ドラマっぽくなっている自分に気付いて少し笑えた。


 そして


 電話をかけた


 電話をかけ、コール音が聞こえる。一回、二回、三回、四・・・
和「もしもし?」


和広の声が聞こえた。


いつも聞いてたあの声が。


あれから聞こえなかった和広の声が。


あまりの緊張からか声がでない。
和「もしもし?」


本物だ。


和広だ。


やっと聞けた。


ものすごく辛かったこの出来事でも、涙を流すことはなかったが、自然と涙がでてきていた。それも、すごい勢いで。


和「もしもし?どちらさまですか?」


耳元で聞こえる声に、早く応えないと、と思ってでた言葉が


俺「・・・もしもし・・・」


至って普通。だって、もしかしたら違うかもしれない。泣き声で話したら間違い電話に思われるかもしれない。


感情は高まっているけど、どこかしら冷静な自分がいた。

和「はい、あの、失礼ですが、番号を登録していなかったみたいで」
和「申し訳ないんですが、お名前を教えていただけますか?」


俺「・・・・拓也・・・だけど・・・」
和「え?・・・・拓也??・・・本当に?え?え?拓也?」

かなり天パっている様子。

俺「そう。」


と、応えるなり、電話の向こうから泣き声らしき声が聞こえた。


和「・・・もう・・・・・・ほんと・・・・・ごめ・・っん・・・」


泣き声がはっきり聞こえた。同時に俺は大人になって初めて声を出して泣いた。


俺「俺の方こそごめん」
和「・・・・・・・・・・それより今家か?手紙読んだから家だよな?」
俺「うん」
和「今すぐ行く。お願いだから家にいて」
俺「え?」
和「いいから!すぐ行くから」


そう言ってすぐに電話が切れた。


 和広が来るまでの間、嬉しい気持ちと不安な気持ちでいっぱいだった。どうしても早く会いたくて、すぐに家をでて、駅に向かった。

 しばらく待っていると、一本の電車が。さっきから電車が来る度に一喜一憂していた俺も、どことなく落ち着いていた。電車が着いてすぐに、誰かがものすごい勢いで走ってきた。


    和広だ。


 その表情は真剣そのもの。階段を一気に跳ばし、俺に気付かず走り去ろうとしていた。


俺「和広っ!!」


と呼びかけるとその足を止め、こっちに振り向いた。俺に気付いた時のその顔は、はちきれんばかりの笑顔で俺が一番好きな顔だった。


 電車に乗ってた人も次々に降りてきたが、そんなのおかまいなしに俺に飛びついてきた。一瞬、「恥ずかしい気持ち」と「バレたくない気持ち」がよぎったが、そんなのはすぐに消えた。


 大きい声で


和「会いたかったーーーーー!!!」


普段ならすぐに口を押さえるが、もうどうでもいい。今はこの瞬間がとても気持ちいいから。


俺「俺も・・・」
と一言つぶやき、和広以上の力で抱きしめた。

引用なし

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Re(8):二人の足跡 社会人編 8
 たく  - 10/12/12(日) 1:15 -
やばー[ワーイ][パー]

フォーリンラブ[黒ハート]だね[指OK]

美穂とかいう女最悪だな[ムカッ]

引用なし

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Re(8):二人の足跡 社会人編 8
 はる  - 10/12/12(日) 1:17 -
この話すっごいおもしろいですっ!
続き楽しみにしてます。

引用なし

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Re(8):二人の足跡 社会人編 9
 拓也  - 10/12/12(日) 21:26 -
たくさん、はるさん、読んでいただき、ありがとうございます。もうすぐで完結するので、もうしばらくお付き合い下さい。


 駅周辺には人影も少なくなって、俺たちだけになった。


お互いに少し冷静になったのか離れ、最初に和広が言った言葉が

   「携帯登録しなきゃ。」

だった。


 俺たちにはこれぐらいがちょうどいいんだろうなって思い、ちょっと笑った。


 俺の家の近くにある公園に、コンビニで買った大量の酒を持っていった。


俺「ってか、買いすぎ(笑)明日も仕事だろ?」
和「仕事?んなもんどうでもいい。明日はずっと拓のそばにいるから」
俺「嬉しいけど、俺も仕事・・・」
和「絶対にダメ!明日は風邪引いたことにして休んで。お願い」


 いやいやいや、なんでこの年になって、小学生みたいな言い訳しなきゃならんのだ、とも思ったが、これまで会社に尽力してきた俺にとって、一日ぐらい休むのは造作もなく思えた。

俺「・・・そだな。なんとかなるかな。俺も和広のそばにいたいから」
和「よっしゃ!!」

 いつも思うが、なんかこういう時の和広は甘えん坊というか無邪気な子どものよう。でも、そういうトコが愛おしく思えるんだろう。


和「俺、本当に悪いことしたと思ってる」
俺「だから、それは違うって。」
和「いや、今だから言うけど・・・」
俺「ん?」
和「合コン・・・行く前までは・・・俺・・・拓のこと・・・わかんなくなってた。」
俺「(ショック!!!)・・・・」
和「いつからか、拓は仕事仕事で、一緒にいても仕事のこと考えてたから」
俺「・・・・ごめん」
和「俺は、確かに仕事も大事だって思うけど、俺らはそれ以上に大切にしなきゃいけないもんがあるって思ってて。」
俺「・・・うん」
和「ほら、俺らのさ、・・・こういう関係ってさ、世間じゃありえないだろ?」
俺「・・・・・・・・そう・・・だな」
和「普通の人は、もし別れたりしても、いつかはまた違う人と付き合えるじゃん?」
俺「うん」
和「でも、俺らって、その、そんな簡単なもんじゃないと思うんだ」
俺「・・・うん」
和「こうやって付き合えたのも、俺は奇跡に近いことだと思ってる」
俺「それは俺も思ってる」
和「・・・それなのに、拓は俺のことどうでもいいように思ってるように感じてきてて・・・」
俺「そんなふうなこと思わせてごめん。そんなつもりは全くなかったけど、これは俺の気持ちの甘さが原因だと思う。本当にごめん」
和「・・・・うん。・・・・で、これから俺はどうすればいいか分からなくなった。っていうのも、周りはどんどん結婚していくし、子どももいる奴だっている。けど、俺には関係ないことだって思ってたけど、周りから「結婚しないの?」とか「彼女いるの?」とか言われて」
俺「それは確かにな」
和「変な焦りがあって。んであの合コン」
俺「うん。」
和「もし拓とこの関係が終わったら、俺はどうすればいいかわからない。だけど、今、「彼女」を作れれば、もう嫌な思いはしなくて済むかと思ったんだ」
俺「・・・・」
和「合コンにいった時はその気持ちが強かった。で、色々と話しているうちに俺の中で答えがでなくて、勢いにまかせて飲み続けちゃった(笑)」
俺「ちゃったって(笑)」
和「んで、ボロボロになって気付いたら女の子の家だったんだわ」
俺「あぁ・・・あの子ね」
和「ビックリしたよ。だって携帯見たら知らないメール送られてるし。その子しれっと「俺の携帯見た」って言うからさ。」
俺「一応さ、ロックとかかけておかなかったの?」
和「もし、拓が俺の携帯を見ても、何もないってことを分かってほしくて」
俺「またまた嬉しいこと言ってくれてるけど、今回のことで実感したな」
和「でもロックはかけない。」
俺「おいっ!」
和「でも、人の携帯を勝手に見る行為って、ある程度信頼関係があって、なおかつ100歩譲って、やっとできる行為だと思うんだ」
俺「おぉ、なんとも返答に困る考え方(笑)」
和「とまぁ、こんなことがあって、自分の不注意で拓に嫌な思いをさせたなって思って」
俺「あぁ。」
和「ってか、次の日ずっと待ってたんだぞ?何してた?」
俺「ちょい逆ギレっぽくなってるけど」
和「何してた?」
俺「さっきからお前ばっかしゃべってたからな。今度は俺の番だな」
和「おう。」
俺「色々と嬉しいこと言ってくれたから、隠さず言うと、あの日曜日は廃人だった。なんも考えられなくなることってあるもんなんだな」
和「・・・・」
俺「それから次の日、荷物まとめて家をでた。でたって言っても、必要な荷物もって会社に寝泊りしてた。あの時、ちゃんと家に帰ってればこんなことにはならなかったのにな」
和「全くだ」
俺「おいおい・・・んで、とりあえず仕事はしっかりしなきゃなんなかったから、ほとんど仕事しかしてなかったかな。たまに同僚の家で遊んだり、酒飲みに行ったり。んで、昨日、大家さんから電話があって、郵便物がいっぱいだから取りに来いって言われて、今日帰ってきた」
和「ほんと、たんたんと話すな。でも、大家さんに感謝」
俺「だな。」
和「それまで俺のこと一切でてきてないんだけど?」
俺「ばかか。恥ずかしいんだよ。空気読め。」
和「空気読むのは拓の方だと思うな。今言うトコだろ?」
俺「(確かにな)はぁぁ・・・・言うの?」
和「もちろん」
俺「・・・・まぁ・・・その・・・一日たりとも和広のこと忘れられなかったな。携帯が鳴るたんびに「和広かも?」って思ったり、あの子のこと本気になってんのかなって思ってちょっとジェラったり」
和「ちょっと?」
俺「かなり!」
和「よろしい」
俺「とにかく、和広だけだったな。でも、あん時の俺の周りへの配慮ってか、誰も知らないけど、「俺傷ついてないです」っていう演技は俳優並みだったはず」
和「はいっ?」
俺「調子に乗りました」
和「よろしい」
俺「・・・やっぱり・・・和広がいないとダメだわ、俺」
和「俺も・・・拓がいないとダメ」
俺「・・・・・・・・照れるな」
和「そうか?当たり前のことに気付いたからな」
俺「ん?」
和「拓のことが本当に大好きだってこと」
俺「・・・・・・ありがとう」
和「それだけ?」
俺「・・・・・俺も大好きです」


そのまま酒の味がするキスをした。


やべぇ・・・長すぎる・・・・読むの疲れたら、ゆっくり読んで下さい。

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Re(9):二人の足跡 社会人編 9
 Rai☆  - 10/12/13(月) 0:33 -
何か泣けてきた…良かった…二人の心が通じ合ってる。
長い方が嬉しいです。頑張って下さいね。

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Re(9):二人の足跡 社会人編 10
 拓也  - 10/12/13(月) 3:40 -
Rai☆さん、いつもコメントありがとうございます。この話で最後になりますが、良かったら感想いただけると嬉しいです。また、これまで読んでいただけた方も、何か思うことがあったらコメントよろしくお願いします。


 その日はお互いの大切さを今まで以上に感じた。次の日、朝一で会社に電話。遅刻・欠勤無し&会社に泊まりこむ意気込みは伊達じゃなく、俺の評価は中々高いようで、何事もなく休めた。調子に乗って飲みすぎた和広も、二日酔いになりながらだが、俺の後をついてくる。冷蔵庫に飲み物を取りに行くときもトイレに行く時も。「やり過ぎだ」ってツッコんでもおかまいなし。俺も同じことをやり返す。お互いただのバカである(笑)

 その日の夜、今まで逃げてきたことに向き合った。


俺「実際さ、どうすればいいかね?」
和「何が?」
俺「俺ら」
和「あぁ・・・なっ・・・・」
俺「いつか結婚すんのかな?」
和「相手もいないのに?」
俺「いや、お見合いとかさせられたりありそうじゃん?」
和「俺んトコの親が正にそれ」
俺「マジかよっ?」
和「最近は頻繁になってきてる」
俺「そりゃ焦るわ」
和「でも俺は拓とこのままがいい」
俺「俺だって」
和「じゃあそれでいいじゃん」
俺「はっ?」
和「このままでってこと」
俺「いやいや、それが出来なくなりそうだったから悩んでんだろ?」
和「本当は親にちゃんと話さないといけないんだけど」
俺「俺も。それができりゃ苦労しないわ」
和「やっぱ怖いよな」
俺「うん」
和「いつかは・・・・言おうと思う・・・・」
俺「・・・・・・・・」
和「それまで待ってくんないか?俺には、まだその勇気はないけど」
俺「向き合うだけでものすごく勇気がいることだから。」
和「・・・ありがとう」
俺「俺もしっかり考える」
和「・・・・・」
俺「めっちゃ変なこと言うけど、俺らみたいに悩んでいる人もいるはずなんだよね。その中にはしっかり向き合って認めてもらってる人もいるし、そうでない人もいる。俺も、もっと勇気がもてるように頑張るわ」
和「・・・・・」
俺「あれ?・・・・やっぱりへんだったか?」
和「なぁ?」
俺「ん?」
和「・・・一緒に住まないか?」
俺「それは・・・」
和「今までは仕事優先してきたけど、お互いをもっと大切にしなきゃなんないって言ったじゃん?」
俺「まぁ・・・な」
和「だから、仕事も俺らもしっかり両立できるよう頑張るんだよ」
俺「それが二人暮らし?」
和「そう」
俺「・・・・・」
和「二人の職場の中間あたりに二人で。俺は仕送りしなきゃいけないし、給料もそんなによくないから、すぐにとはいかいけど」
俺「そんなん言ったら俺もだって。」
和「だから、二人で目標決めてコツコツ頑張ってみない?」
俺「そう・・・だな・・・そのほうがやる気もでるしな」
和「よしっ決まりっ!」
俺「おう!」


 その日を境に、俺も和広も毎日頑張っている。ケンカもするし、連絡できないぐらい忙しい時もある。けど、二人の目標のため、今も前進している。


そして、いつかは。。。と思っている。

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Re(10):二人の足跡 社会人編 11
 拓也  - 10/12/13(月) 4:00 -
無事に書き終わりました。

 投稿した文章を読んで、和広は、

「和也って・・・」それに、前は「和宏」だったのに今回「和広」って。

ごめんよ。書いてるうちに、こんがらがるんだよ。

 しかも、

「俺こんなこと言ったっけ?」

・・・

・・・・

・・・・・確かに所々、当時の会話と違うところもありましたが、概ねこんな感じです。


 なんでこんなこと書くことになったかというと、俺らみたいに悩んでいる人が多分いて、同じように苦しんでいると思ったからです。

 俺にできることなんて何もないけど、その気持ちを共感できる人はいるってことを伝えたかったんです。

 生意気にも、そんなことを考えて書きましたが、捉え方は千差万別だと思います。

 加えて、この話を投稿する前の話でも書きましたが、自分もかなり苦しんでいました。その分、今は幸せですが、現実には叶わない恋をしている人はたくさんいると思います。そんな中で俺みたいな話を投稿することで、より「叶わない恋」だと実感される方もいるかもしれません。

でも、やっぱり恋をすることって、とても良いことだと思います。「叶わない恋」というのは、本当に、とてつもなく苦しい思いをします。これといった幸せな答えもないと思います。

 社会が、世間が俺らみたいな恋愛も、「ごく当たり前」と思えるような世界なら、こんな悩まなくても良かったのかもしれませんが・・・・


 これまた生意気なことを書きましたが、率直な考えです。


 長々とつまらない文章を書きましたが、「こんな恋愛もしている人たちがいる」ぐらいに捉えて下さい。


ここまで読んで下さった方、本当にありがとうございました。

 これまで通り、誹謗・中傷はご遠慮下さい。


 では、今回はこれで。

 また、何かあればまた書き込みしたいと思います。


                                     拓也・和広

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Re(11):二人の足跡 社会人編 11
 kaa  - 10/12/13(月) 22:59 -
とても心温まるお話でした。これからも仲良くやっていってくださいね。
たしかに同性愛の恋愛は理解されずらいし、特に親に理解してもらうのは
本当に大変なことですよね。

ぼくには付き合って一年半になる彼氏がいますが、どちらの親にも知らせていません。報告するときは、本当に一生この彼と生きていく覚悟ができてからにしようと決めています。
そこまでの覚悟があるということを示すには、結婚という制度がない分、付き合ってる年数で示すしかないのかなと思っています。
ぼくは、今の彼と10年続いたら、この人と一生いきていきたいと親に言おうと決めています。(笑)

拓也さん、和広さん、一緒に暮らせるようにこれからも力を合わせて頑張ってくださいね(^−^)

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Re(11):二人の足跡 社会人編 11
 Rai☆  - 10/12/14(火) 9:25 -
アクセスエラーでコメ遅くなりましたf^^;
最後迄書き上げて下さってありがとうございます。お疲れさまでした!!
そして、やっぱり最後に泣きました。本当に、お二人の心が通じ合って、素晴らしい絆が生まれましたね。
世間的には許されない愛への葛藤を乗り越えた拓也さん和広さんお二人の幸せを心から祈ってます。早く、一緒に暮らしたいですね!!
自分の好きなハッピーエンドだったので本当に嬉しいです。
また、いつか、エピソードがありましたら書いて下さい〜楽しみにしてます。
文章にエロ描写無くても、丁寧な心理描写が良かったです。
あっ、でも少しあったら(笑)スイマセン!お二人だけの秘密ですね!!お幸せに〜

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Re(11):二人の足跡 社会人編 11
   - 11/1/14(金) 23:26 -
私にもすきな人がいて、その人から一生幸せにするから一緒に
すもうっていわれました。
 まぁそくおkをだしましたけれどね(笑)
好きな人といろいろと小さなことでケンカすると思うし、たまに
別れるって言葉がでてきちゃうかもしれないですが、やっぱりその
人が好きなんだってことを思い直して、幸せになってくださいね。


 

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Re(11):二人の足跡 社会人編 11
 こうき  - 13/4/1(月) 14:58 -
17歳の高校生です

すべて読ませていただきました
本当にうらやましいです(*^_^*)

僕も今まで恋愛で良い思いをしたことが
なかったんですけど、
やっと今良い感じのスタートが出来てると
思います(^O^)
僕もいつかは男同士で結婚したいと思っています

恋愛って本当に難しいですけど
本当にいいものですね☆

幸せになってください
僕もなりたいと思います(^O^)/

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