恋愛話掲示板


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片思い たつや 09/1/25(日) 4:48
片思い 2 たつや 09/1/25(日) 5:00
片思い 3 たつや 09/1/25(日) 5:10
片思い 4 たつや 09/1/25(日) 5:21
片思い 5 たつや 09/1/25(日) 5:35

片思い
 たつや  - 09/1/25(日) 4:48 -
僕はある私立大学に通っている大学二年生。僕はそこで吹奏楽部に入っている。
そこで僕は彼に出逢った。

彼の名前は大輔。学年は同じだけど三年間社会人経験があるので、年齢は三歳上。
彼は僕を変えてしまった…。


初めて出逢ったのは、2人が一回生の春。吹奏楽部に入部したときに出逢った。
最初、物静かな彼に話しかけることができなかった。
更に、三歳年上というのを聞いたら、どういう風に接していいのか…何を話していいのか分からず、距離が埋められずにいた…。


時間が経つと他の同回生とは仲良くなっていった。
しかし彼とは挨拶程度しか交わせなかった。

しかし、しゃべるきっかけができた。
それは同じ授業を受けていた時だった。

引用なし

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片思い 2
 たつや  - 09/1/25(日) 5:00 -
同じ授業を取っていたのは偶然だった。

僕は授業に遅刻してしまった。授業が始まって10分程度だったので、こっそりと教室の後ろから入り、一番後ろの席に座った。

すると席を1つ空けて大輔が座っていた。
彼は僕に気付き
「おはよう。寝坊した?」
「しちゃったんです…。隣いいですか?」
「いいよ。」
僕は1つ席を移動して彼の隣に座った。
「あ…、俺が三歳年上っての聞いてるから敬語なん?気にせず普通に話していいよ。むしろそのほうがいい。」
「じゃぁ…ちょっとずつ…。」
「まだ話せる部活の人少ないから…よろしく!!」
「うん!!」
話していたら前の席の人から注意されたので授業に集中し直した。


その時は彼に対して何にも思っていなかった。
しかし何故か緊張しまくっていた。


授業が終わり教室は一気にざわめき始めた。
「今日どこでお昼食べるん?」
「今日は中庭で食べようかと思ってるよ。」
「他に誰とも食べんのなら、一緒に食べていい?」
「いいよー。」
まさかの彼からの誘いだった。

引用なし

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片思い 3
 たつや  - 09/1/25(日) 5:10 -
僕らは中庭で昼ごはんを食べた。最初のイメージとは違って、よくしゃべる人だった。
お互いの高校生時代の話。
彼が社会人だった理由。
なぜ吹奏楽部に入ったか。
苦手な部員。
恋話。

時間はあっという間に過ぎてしまい、次の授業が始まる時間になってしまった。
一気に仲が深まった。

寝坊したのは悪かったけど…
そのお陰で彼と仲良くなれた。寝坊も全部が全部、悪いもんじゃないな…。


部活は週に三回。
その日にしか彼と夜ご飯を食べに行ったりはできなかったけど…行けるときは食べに行ったり、友達呼んで家でご飯を作って食べたりした。
彼も僕も食べることが大好き。特にカレーが大好きだというのが共通していた。

カレーのお店に行こうと彼を誘った時の彼の笑顔…
ものすごく覚えている。

その頃は、ただ仲のいい友達としか思っていなかったが、一年も経つと変わってしまった。

引用なし

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片思い 4
 たつや  - 09/1/25(日) 5:21 -
彼や部活の仲間との毎日は楽しく、時間は早く過ぎていった。


2008年12月。僕は年末年始を利用して帰省していた。すると大輔から連絡があった。
「今週の土曜、遊びに行っていい?」
「いいけど…実家だよ!!」
「知ってる!!ちょっと旅行にと思ってね。」
「じゃぁせっかくだし地元案内してあげる!!お母さんに、うちに泊めていいか聞いてみるから待ってて。」
母からの許可もあったので、すぐに連絡した。
「泊まるところと食事は、うちがやるから。」
「そんなにいいの?何か申し訳ないだけども…。」
「うち、おもてなし好きだから!!」


そう約束して土曜日を待った。
一泊二日の旅行だから、案内プランをしっかり考えていた。


僕は大学二年目の春、彼を好きになってしまった。しかしそれは、彼に憧れるとか、お兄さん的な存在だから、そう感じていただけだと思っていた。しかし、それは違っていた。女の子を好きになった時と同じ気持ちだった。僕は自分の中の変化に驚き、焦った。
しかしその気持ち夏を過ぎた頃には薄れ、彼はいつもの友達に戻っていた。
やっぱり…一時のものだったんだ…。

引用なし

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片思い 5
 たつや  - 09/1/25(日) 5:35 -
大輔が自分の車を運転して地元まで来てくれた。待ち合わせは駅前。何か大学の友達が地元にいると新鮮な気分がした。

昼間は行ける範囲で観光案内して、夜は2人で夜遅くまでしゃべっていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
「すごい楽しかった!!夏にまた来ようかなぁ…。」
「ぜひ来てよ。次はもう少し遠くまで行ってみよ!!」
「いいね!!それじゃ年明けに学校でね。」


彼は帰って行った。
心にぽっかり穴が空いた感じがした。
淋しい…
行かないでほしい…
いつかの感情が一気に蘇った。
薄れ、忘れたと思っていた
彼を好きだ
という感情…。
忘れたんじゃなくて、気持ちに慣れてしまってたんだ。
ただ、今は感情が感情を越してしまい、更に好きになってしまったのだろう。

冬休みが明けて授業が始まり、いつもの生活が戻った。彼としゃべるとか、一緒にいる。それだけで幸せだった。


僕は激しく彼に片思いをしている。
気持ちが伝えれないから苦しい。
片思いは幸せを感じさせてくれる反面、自らを苦しめてしまう…。
僕は1人になると、彼のことを考えてしまう…。
この気持ちを伝えようかどうしようか…。
しかし、伝えたとこで今の関係が崩れるのは怖い…。
それなら苦しくても幸せを感じれる今のままでいようかと思う。


…実際は激しく悩み中…
片思いでいるのが楽なのかな…?

引用なし

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