部屋に戻るともう1人の後輩は既に寝ていた。
12時になろうとしてたので無理もない。
俺「優斗、ベランダいい感じだしそこで飲み直そうぜ」
俺は優斗のなるべく耳元で小声で言った。
優斗「いいっすね。先トイレ行ってきていいすか?」
そう言い残す優斗はトイレに入ったので、俺はベランダに行く準備をする振りをして、優斗の靴をクンクンした。
1日ディズニーで歩き周ったのもあり、少し臭かった。
そして妙に右足だけ湿った臭いが強い気がした。
実は前日のホテルで、俺がシコシコして出しておいたのだ。
そんなことも知らずに優斗は一日中足で踏み続けた。
俺「左足も出しといてやらねえとなぁ」
独り言をつぶやき、興奮しながらもベランダに向かった。
ベランダは2畳程の正方形で、綺麗なレンガが敷き詰められていた。
ふと外を見ているとリゾート地なだけあって、周りにも綺麗なホテルが沢山輝いていた。
優斗を待ちながら前日撮った優斗の可愛い寝顔を見ているとトイレから出てくる音がした。
俺は何事も無かったようにベランダに手をついて黄昏ながら、酒を飲んだ。