真剣語り場掲示板 |
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届かなかったメール。…飲酒運転の狂気 ひろ 07/3/26(月) 4:48 |
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２ ひろ 07/3/26(月) 4:51 |
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３ ひろ 07/3/26(月) 4:52 |
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４ ひろ 07/3/26(月) 4:54 |
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５ ひろ 07/3/26(月) 4:56 |
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Re(1):５ ルシフェル 07/3/26(月) 10:00 |
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Re(2):５ ＤＥＦ 07/3/27(火) 17:56 |
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ひろ - 07/3/26(月) 4:48 - |
あまりにも突然の出来事だった。痛さなんて感じられなかった。
…………
桜が咲き始める頃の晴天の下で卒業式は終わり、
いつもの仲間たち五人くらいで卒業パーティーをした。
ずっと昔から仲が良くて夜も昼もずっとはしゃぎまわった。
時には喧嘩をして時には泣いて時には励ましあい力を分け合った。
夜、それぞれが帰路に着くため話をしながら駅に向かっていた。
１人の仲間だけ、足が遅い。
メールをしながら歩いている。一番後ろにいたらしい。
あんな運命が迫り来ようとも知らずに。
ようやく駅に着く感じでそれは起きた。
横断歩道を仲間のうちの二人が歩いてる。
一番足の遅い彼は誰かにメールを送ろうとしているケータイをふと離し、目を前にやった。
彼は後ろからそれを見た。
明らかにふらついている自動車が減速もせずに走っている光景を。
それは刃のごとく先を光らせ容赦なく狂った刃物のように。
近づいてくる！危ない！
きっと彼はこう思ったろう。
とっさの行動だったと思う。
なんだか自分たちの名前を叫んで走ってくるかのような気配を感じた頃
私たちは背中を勢いよく押されて前に転げ落ちた。距離があった。
…………
桜が咲き始める頃の晴天の下で卒業式は終わり、
いつもの仲間たち五人くらいで卒業パーティーをした。
ずっと昔から仲が良くて夜も昼もずっとはしゃぎまわった。
時には喧嘩をして時には泣いて時には励ましあい力を分け合った。
夜、それぞれが帰路に着くため話をしながら駅に向かっていた。
１人の仲間だけ、足が遅い。
メールをしながら歩いている。一番後ろにいたらしい。
あんな運命が迫り来ようとも知らずに。
ようやく駅に着く感じでそれは起きた。
横断歩道を仲間のうちの二人が歩いてる。
一番足の遅い彼は誰かにメールを送ろうとしているケータイをふと離し、目を前にやった。
彼は後ろからそれを見た。
明らかにふらついている自動車が減速もせずに走っている光景を。
それは刃のごとく先を光らせ容赦なく狂った刃物のように。
近づいてくる！危ない！
きっと彼はこう思ったろう。
とっさの行動だったと思う。
なんだか自分たちの名前を叫んで走ってくるかのような気配を感じた頃
私たちは背中を勢いよく押されて前に転げ落ちた。距離があった。
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ひろ - 07/3/26(月) 4:51 - |
何だと思い振りかえった。
もう、思い出したくもありません。二度と言いたくも見たくもありません。
私たちを勢いよく押したのは彼だった。その反動でつまずいたのか手を地面につけてる状態だったのが記憶にある。
一台の自動車がものすごいスピードで通り過ぎた。
まるで嵐が過ぎ去ったかのように。
そして鈍い音を残して。
自動車は急に止まった。
私たちは何が起こっているのかさっぱり分からなかった。
本当に一瞬の出来事だった。
何秒かさえ分からなかったのだ。
まわりの人たちが一瞬にして恐ろしい顔になった。悲鳴やら叫び声が聞こえる。
そして彼は、
彼は止まった自動車の片隅に横たわっていた。携帯電話が無残な姿に変わっていた。
私たちはその頃、理解をしたと思う。
轢かれた。
と思った瞬間、
自動車が一気にエンジンをうならせ走り始めた。
と同時に私たちは声にならない声で彼のもとに道をへばりつきながら向かった。
ほかの仲間も走りました。
みんな叫んだ。
みんなの世界が一瞬に変わり果てた。
それまでそれぞれが描いてた様々な色はすべて消えてダークな一色になった。
もう、思い出したくもありません。二度と言いたくも見たくもありません。
私たちを勢いよく押したのは彼だった。その反動でつまずいたのか手を地面につけてる状態だったのが記憶にある。
一台の自動車がものすごいスピードで通り過ぎた。
まるで嵐が過ぎ去ったかのように。
そして鈍い音を残して。
自動車は急に止まった。
私たちは何が起こっているのかさっぱり分からなかった。
本当に一瞬の出来事だった。
何秒かさえ分からなかったのだ。
まわりの人たちが一瞬にして恐ろしい顔になった。悲鳴やら叫び声が聞こえる。
そして彼は、
彼は止まった自動車の片隅に横たわっていた。携帯電話が無残な姿に変わっていた。
私たちはその頃、理解をしたと思う。
轢かれた。
と思った瞬間、
自動車が一気にエンジンをうならせ走り始めた。
と同時に私たちは声にならない声で彼のもとに道をへばりつきながら向かった。
ほかの仲間も走りました。
みんな叫んだ。
みんなの世界が一瞬に変わり果てた。
それまでそれぞれが描いてた様々な色はすべて消えてダークな一色になった。
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ひろ - 07/3/26(月) 4:52 - |
彼を抱きかかえた。
動かしちゃいけないかもしれなかった。
彼は意識が無かった。
頭から血が流れてくる。
手が真っ赤に、体中が真っ赤になった。
叫んだ。息が荒くなる。
頭がおかしくなりそうになる。
さっきまで笑ってた。
さっきまで頭から血なんか出てない。さっきまで目を開けてた。
状況がつかめなかった。
仲間たちはパニックに陥っていた。
まわりの人たちが集まってくる。ただ一点視線を合わせるだけ。嘆きの目だったろうか。
冷たく突き刺さるような視線もあった。
誰が電話したか分からないが
救急車が即座にやってきた。
彼も私も連れていかれた。
私たちは病院で呆然とした。
彼は緊急手当てを受けている。
仲間の親がそれぞれやってくる。みんな泣いている。
彼の両親が冗談じゃないという顔でやってきた。
私は冷静に一からすべてを説明した。
声が震える。
すると彼の母親が涙を流しながら私を痛いくらいに抱きしめた。
私はいきなりの抱擁に戸惑った。
しかし、何故かというくらい涙が出てくる。もう何年も涙など流さなかったのに。
ありふれる涙に私は彼の母親に身を任した。思い切り泣いた。
動かしちゃいけないかもしれなかった。
彼は意識が無かった。
頭から血が流れてくる。
手が真っ赤に、体中が真っ赤になった。
叫んだ。息が荒くなる。
頭がおかしくなりそうになる。
さっきまで笑ってた。
さっきまで頭から血なんか出てない。さっきまで目を開けてた。
状況がつかめなかった。
仲間たちはパニックに陥っていた。
まわりの人たちが集まってくる。ただ一点視線を合わせるだけ。嘆きの目だったろうか。
冷たく突き刺さるような視線もあった。
誰が電話したか分からないが
救急車が即座にやってきた。
彼も私も連れていかれた。
私たちは病院で呆然とした。
彼は緊急手当てを受けている。
仲間の親がそれぞれやってくる。みんな泣いている。
彼の両親が冗談じゃないという顔でやってきた。
私は冷静に一からすべてを説明した。
声が震える。
すると彼の母親が涙を流しながら私を痛いくらいに抱きしめた。
私はいきなりの抱擁に戸惑った。
しかし、何故かというくらい涙が出てくる。もう何年も涙など流さなかったのに。
ありふれる涙に私は彼の母親に身を任した。思い切り泣いた。
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ひろ - 07/3/26(月) 4:54 - |
優しい愛だった。
緊張が一気に解けていく。
彼は
彼はというと
彼は死んだ。
死んだ？
死？
どうして？
認めたくない。
彼を轢いた自動車の主はあの後すぐ発見され逮捕された。
大量の酒を飲んでいた。
それで仕事に向かう途中だったらしい。
そして記憶にないらしい。
私は怒りを覚えた。地面を割るくらいに。
でも、
彼の両親が一番辛い状況におかされてるのは間違いない。
卒業を迎え、晴れ晴れと帰ってくる子を見られずにこのような形で最期を迎えるだなんて誰が思ったか。
私はものすごく後悔した。
今も変わりなく。
あの時もっと早く帰ろうとしていたら、あの時自分の隣に連れてきていたらと幾度無く思うのだ。
あの時、話に夢中になって迫り来る自動車に気がつかなかったこと。
私は
私は最低な人間だ。
あれから何回目の春になるだろうか。
何回桜は咲いたのか。
咲いてまた散って咲いて散る。一枚一枚の花びらにあの懐かしき青春を詰め込んで。
緊張が一気に解けていく。
彼は
彼はというと
彼は死んだ。
死んだ？
死？
どうして？
認めたくない。
彼を轢いた自動車の主はあの後すぐ発見され逮捕された。
大量の酒を飲んでいた。
それで仕事に向かう途中だったらしい。
そして記憶にないらしい。
私は怒りを覚えた。地面を割るくらいに。
でも、
彼の両親が一番辛い状況におかされてるのは間違いない。
卒業を迎え、晴れ晴れと帰ってくる子を見られずにこのような形で最期を迎えるだなんて誰が思ったか。
私はものすごく後悔した。
今も変わりなく。
あの時もっと早く帰ろうとしていたら、あの時自分の隣に連れてきていたらと幾度無く思うのだ。
あの時、話に夢中になって迫り来る自動車に気がつかなかったこと。
私は
私は最低な人間だ。
あれから何回目の春になるだろうか。
何回桜は咲いたのか。
咲いてまた散って咲いて散る。一枚一枚の花びらにあの懐かしき青春を詰め込んで。
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ひろ - 07/3/26(月) 4:56 - |
明日もあさっても朝はやってくる。
彼にはもう朝は来ない。
彼の朝、今どこにいるんだろう。
壊れた彼の携帯電話、メールの送ろうとしていた先は親あてだった。
感謝の言葉ともうすぐ帰宅するという内容だった。
たわいのないいつもの会話が最後の会話になった。
卒業式で見た我が子。
式を終え楽しみに子の帰りを待っていた親。
届かなかったメール。
私はあの日を忘れてはならない。私の命ある限り。
私が生きている限り彼は私の中に生きているのだ。
生きるのだ。
………
あまりにも突然の出来事だった。痛さなんて感じられなかった。。。。
飲酒運転はとてつもなく恐ろしい行為です。僕はそんなことをする人間の心情を疑います。
運転は命をのせるもの。
そして個人の命のかけがえなさ、大切さを分かって欲しいです。
彼にはもう朝は来ない。
彼の朝、今どこにいるんだろう。
壊れた彼の携帯電話、メールの送ろうとしていた先は親あてだった。
感謝の言葉ともうすぐ帰宅するという内容だった。
たわいのないいつもの会話が最後の会話になった。
卒業式で見た我が子。
式を終え楽しみに子の帰りを待っていた親。
届かなかったメール。
私はあの日を忘れてはならない。私の命ある限り。
私が生きている限り彼は私の中に生きているのだ。
生きるのだ。
………
あまりにも突然の出来事だった。痛さなんて感じられなかった。。。。
飲酒運転はとてつもなく恐ろしい行為です。僕はそんなことをする人間の心情を疑います。
運転は命をのせるもの。
そして個人の命のかけがえなさ、大切さを分かって欲しいです。
<DoCoMo/2.0 D902iS(c100;TB;W28H20;ser357665003477683;icc8981100000333893016f)
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ルシフェル - 07/3/26(月) 10:00 - |
真剣に語るにしても 間違えてる気がする…
<KDDI-HI36 UP.Browser/6.2.0.10.4 (GUI) MMP/2.0
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ＤＥＦ - 07/3/27(火) 17:56 - |
そうそう。。
それにゲイサイトで訴えるとか滑稽過ぎ。笑
それにゲイサイトで訴えるとか滑稽過ぎ。笑
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