コメントありがとうございます^^
カズさんの言うとおり、もしかしたらわざとだったのかも知れないですが、もう終わった事ですし、もうこの日以来一切連絡も取ってないし、もう関係ないって割り切っちゃってます^〜^
さて、今回は2話連続投稿です。
ご意見ご感想頂けるととても嬉しいです。
そして今日の投稿で、大学生シーズン(?)完結。
次からは社会人シーズン(?)になります。
最終回まで末長くヨロシクお願いしますね♪
<続き>
俺は女と別れてから、トイレで顔を洗っていた。
心が重い。
かつてめちゃくちゃ好きだった女はもういない。
ユキの体は、全く別の人格に乗っ取られてた。
でも・・・その原因作ったのは俺・・・?
俺の事フッてからああなったのか・・・?
さっきまで感じなかった罪悪感が少しずつ込み上げてくる。
実際フラれたとは思って無い。
あいつにとっちゃ俺にフラれたんだ。
身勝手なのは俺・・・。
身勝手なのは・・・俺・・・。
怒りから虚しさへ。
感情のシフトが手に取る様に感じられる。
その時携帯が震えた。
開くとメール。ゆうからだ。
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先に食事買って待ってる
から、来たらきいちゃん
も買って席に来てね^^
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あぁ・・・そういや待たせっ放しだ・・・。
今から行くよ・・・。
俺は鏡に向かって、笑顔を作った。
とりあえず何も心配させない様に、顔の筋肉揉みほぐして、いつもの笑顔を確かめて、俺は学食へと急いだ。
*****
*****
俺と高野が少しずつ食べ始めてる時、やっときいちゃんがトレー持ってやってきた。
霧「ゴメンなぁ待たせちゃって^〜^;」
高「ホンマや〜^皿^ 何話し込んどってん?」
霧「え・・・まあ・・・あいつ明後日広島戻るんだってさ。」
高「ほなもう東京には戻らんのけ?」
霧「だってさ。知り合いのコネで秘書するんだと。」
違う・・・明らかに何かが違う・・・様子がいつもと少しだけだけど全然違う。
霧「で、ちょうど見かけたから、さよなら言いたかったってさ。」
違うだろ・・・?
きいちゃん・・・ホントは何があったの・・・?
高「ふ〜ん。せやけど俺とかサトのこと完全シカトやったん何か傷つくわぁ^^;」
霧「あ・・・ああ・・・^^;」
高「まるで俺ら2人嫌いみたいな感じやったなぁ・・・。なあサト。」
俺「え・・・あ・・・そうだ・・・ね。」
霧「つか食おうぜ。あ、これ俺の奢りな^^」
きいちゃんはトレーの上のゼリーを1つずつくれた。俺には大きなみかんのゼリー。
俺の好きな味だ。
高野にはぶどうのゼリー。高野の好きな味だ。
俺「ありがと^^」
まあ何があったかは、家に帰ったら聞いてみるとして、今は最後の学食で、中ちゃんはいないけど3人で楽しもう。
高「お、これ好きな奴やん。おおきに^^」
俺「じゃもう一回いただきますしようか^^」
高「そやな^^」
霧「よし、じゃあいただきまっす!」
俺・高「いただきますっ」
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食事中のきいちゃんは、いつもと同じに見えた。
でもさっき感じ取った違和感は否定できない。
今は高野と3人でいるから、思いっきり笑顔かぶせてるんだろうな。
何かひどい事でも言われたのかな・・・。
高「ふぅ〜・・・安いしウマいし、ホンマ好きやわ^^」
霧「職場が近くだったらいつでも来れるんだけどな^^」
俺「近くに他の大学とかあったらそこに行けんじゃん^^」
霧「お〜、なるほど^^ でも入れんのか?」
俺「青学は一般人でも入れるらしいけどね。他のとこもダイジョブじゃん?」
高「お茶の水の明大も一般開放してるらしいで。」
俺「あの高層ビルみたいなキャンパスのだろ?」
高「せや。その最上階だったか知らんけどな、眺めめっちゃええらしいで。」
霧「何でお前らそんな詳しいの?^〜^;」
俺「バイト先の子に聞いた事あってさ。青学の。」
高「青学の奴がバイト??」
霧「先入観で言ったら珍しいな。」
俺「あんなぁ・・・その子は奨学金とバイトで青学通ってんのっ。全員ボンボンじゃないって。」
高「でも上智はイメージのまんまらしいで。」
霧「つか上智も青学も何でそんなイメージなんだろな^^;」
「う〜ん・・・(^〜^;)」
下らないというか・・・他愛の無さ過ぎる話題で真剣に考え込む俺達。
アホくさいけど、ストレスフリーで楽しい^^
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高「この後どないする?^ー^」
霧「ん〜・・・^〜^;」
俺「カラオケは昨日行ったしなぁ・・・^w^;」
学食を出た後、このまま帰るのも何となく味気なかったし、3人で何するか相談。
その頃にはきいちゃんの様子は少しずつだけど元に戻ってった。
俺「じゃあ・・・ボウリングでもしに行く??」
霧「あ〜、俺賛成^^」
高「そやな!ボウリングでも行こか?」
俺「よしじゃあ、けって〜い」
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高「ほな見ときや!!俺のスーパーショット!」
高野は、俺達4人の中で一番ボウリングが上手い。
いつも200点前後叩き出すやり手で、この日も例外でなく、1投目から華麗なストライクを決めちゃってる。
調子のいい時はターキーもしでかす位だ。
高「ひゃっほーい!」
霧「マ〜ジ〜でエグいな!^0^;」
俺「さっすが^^」
高「今日も俺が1位やな^皿^」
俺「まだ分かんねえよ?^^ きいちゃんがいるんだから♪」
霧「よせよ^〜^;」
実はきいちゃんも結構ボウリング上手で、調子が良い時は高野と良い勝負。
それに対して俺と中ちゃんはいつも平均位で、100越えて満足しちゃう。2人で傷のなめ合いをしながら、高野ときいちゃんの白熱するバトルを傍観するのが2人の楽しみになってたりする(笑)
でもこの日は中ちゃんがいないし、俺も目一杯ピンなぎ倒すかな^^
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2ゲーム終了。
結果はきいちゃんが1点差で1位!(@0@)
高野はめっちゃ悔しそうにスコア表を見てる。
俺は過去最高点の140点。それでも2人にはメチャ引き離されたけどね^^;
高「1点てホンマかいなぁ・・・(>*<)」
霧「悪いな(^皿^) 今日は俺の勝ちだ♪」
俺「何だか俺だけ場違いだな・・・(−_−;)」
霧「んなことないだろ?(^皿^)過去最高点じゃん(^^)」
高「1点てホンマかいなぁ・・・(>*<)」
霧「いつまで落ちてんだよっ♪」
高「せやかて1点てありえへんやろぉ( p_q)」
霧「まあまあまあまあ(^。^)」
俺「こういう日もあるって(^〜^)/(−_−)」
俺は落ち込んでる高野の肩をポンポン叩いて慰めた。
高「ふぅ〜・・・次やる時は負けへんからな!」
霧「ヘッ^〜^ 望むところだ♪」
この2人のボウリングバトルはまだまだ続くのかな・・・??^〜^;
次来るときは絶対中ちゃん誘わなきゃ・・・また蚊帳の外になりそう。
=====
高「ほなまた落ち着いたら会おうや^^」
霧「モチ^^」
俺「今度は4人でな^^」
高「そやな^^」
ボウリングの後、マックで2時間位駄弁って、6時頃帰る事にした。
毎日の様につるんでたけど、もうそういうわけにもいかなくなるんだよな・・・。
高「元気でな!(^0^)/」
霧「お前もな!!(^皿^)/」
俺「じゃ!(^0^)/」
高野と駅で別れて、俺達はホームへとゆっくりと歩く。
霧「楽しかったな^^」
俺「ん、うん^^」
楽しかった。確かに。
でも俺はずっと気になってたんだよ・・・?
家まで聞くの待とうと思ってたけど、思い切って聞いてみた。
俺「きいちゃん・・・?」
霧「なに?」
俺「あの・・・さ・・・何があったの?」
霧「え・・・?」
俺「ユキちゃんと何かあったんだろ・・・?」
俺の問いかけに、一瞬表情が強張ったのが見えた。
俺「学食の時から何か違うって思ってたけど・・・何か・・・あったんだろ?」
霧「・・・。」
俺「ずっと心配だったんだぞ・・・。」
ちょっと黙りこくってたきいちゃんは、やがて表情を崩した。
霧「フ・・・(^〜^;) お前には隠し事出来ねぇな(^。^;)」
俺「母さんゆずりの勘だからな(^皿^) 父さんもウソつけないって言ってた。」
霧「ハハ^^ さすが。」
ようやく本当のきいちゃんが見えてきた。
さっきまでは半分隠れてた。というか、無理やり隠してた。
霧「家着いてからでも良い?」
俺「え、もちろん(^皿^)」
霧「サンキュ。話した後すぐハグ必要だから覚えといてね。」
俺「了解っす(^0^)\」
霧「(笑)」
ハグがすぐに必要って、そこまでヒドイ状態なのか・・・。
<続きます。>