オレのペニスの先端がヨシキの穴に当たる。それを合図にしたように、ヨシキはゆっくりと腰を沈ませる。ペニスは何の抵抗もなくヨシキの中に隠れた。
「でけえ、、」
ヨシキがささやくように言う。もう吐息が熱くなってる感じだ。オレも久しぶりの挿入だったので、中の感触だけでペニスがビクビクと震える。
「んっ」
そのわずかな動きでヨシキが敏感に反応する。
パット見スリムだけど、座位になるくらい近いと一つ一つの筋肉が固く引き締まってるのがわかる。ハリのある肌から若い体の匂いがする。
もうダメだ、思いっきり突きたいと思った瞬間に、ヨシキが自分から腰を上下しだした。
「あ、あ、んっ」
ペニスの感触を確かめるように、ヨシキの腸壁がねっとり絡みつく動き。ヨシキがキスを求めてきたので応えてやる。舌を絡めながら、ヨシキは連動するように腰を動かしてくる。
舌を離すと、ヨシキは両腕を後ろについて体をのけぞらせるような姿勢になって、腰を前後に動かすようにした。
「んあ、やべっ」
ペニス全体がアナルでこすられるような感覚。その気持ちよさで思わず声が漏れる。
「これめっちゃいいっ、、」
ヨシキも喘ぎながら言う。スリムな体が汗ばんできている。若い体の筋肉が躍動し、汗のしずくがきれいに割れた腹筋を流れる。
クールそうに見えたのに、エッチがこんなに激しいなんて。そのギャップと、フェリーの狭い一室でこんなエロいことをしてるという一種の背徳感で、オレの興奮度もどんどん上がる。
オレはたまらなくなって、ヨシキを押し倒すようにしながら正常位になる。
「あっ、あっー、、」
ペニスをヨシキに打ちつける。かき混ぜられたローションがヨシキのアナルのまわりで白くなる。
「やべえ当たるっ、、」
ヨシキが一見苦しそうな顔をする。でも口から漏れるのは感じてるとしか思えない喘ぎだ。
「ああっ、ああん、あっあっあっあっ」
声デカいよと注意する。ヨシキは一瞬だけ我に返ったような顔をして、口を手で抑える。
でもオレは腰の動きをますます激しくしてやる。ヨシキはもう片方の手でオレを掴んでくる。
「んーんーんーんっ、、、」
オレの腰の動きで、ヨシキの半勃ちペニスがブルンブルンと揺れる。
「イキそうっ」
オレが言うと、ヨシキは口から手を離して、両腕と両足でがっしりとしがみついてきた。いわゆるだいしゅきホールドだ。
「イッて、いいよイッてっ、、」
オレの肩に口を当てて喘ぎを抑えようとしている。オレもヨシキに抱きつき返し、汗に濡れた体を密着させる。
首筋に顔をうずめ、熱くなった若い体の匂いを嗅いだ瞬間に絶頂が一気に近づいた。
「あー、やべっ、イクッ」
ヨシキの中でペニスが大きく跳ねるような動きをして、先端から熱いものが勢いよく漏れた。
ヨシキのアナルのギュっと引き締まるのがわかった。
つづく