teruさん
何も私は正論を言っているつもりはありません。
私はこれが正しいと言っているのではなく、こういう仕組みなのだと述べているのです。
そもそも、六法云々以前にとよさんが法律の話をしてくださいと言ったからしたまでです。
そこのところはお間違えのないようお願いします。
発展場の一斉検挙などについてですが、正直な話、先程述べました通り乱交パーティーのように公然猥褻に引っ掛かるかどうか判断が難しいからです。
乱交パーティーが行われた、またはその可能性があるとの情報が入って、初めて警察は動けるのです。
虱潰しにそういう店にガサ入れをして、事実そうであったら検挙する……などという非効率的なことをするほど警察という仕事は暇ではありません。
全国に警察官がいるのは当たり前のことですが、警察官にもそれぞれ役割があり、警察官全てが捜査に加わる訳ではないのです。さらに言えばこの件に当たる警察官の数はもっと限られています。
『しない』のではなく、『これがなかなか難しい』のです。
ですから、ある一つのことを完全に無くすには、警察官が全て検挙するのではなく、もはや法律の改変や制定をしてからの話です。
法律ができれば警察は積極的に動くことができます。
ハプニングバーも然りですが、お店側も逮捕されるようなことをやり続けたらいつか捜査の手が入るかもしれず、また、自分達の行為がいつ法律改正に繋がる(助長する)かわかりませんから、そうなれば廃業の追い込まれる可能性があります。だから自粛するという対策を取った訳です。
サポはそもそも売春かどうか怪しいです。
法律上、『金銭を伴う性行為=売春』という訳ではありません。
まぁ、かといって確実に合法という訳でもないのですが、売春防止法の観点から見ても同性愛者同士の性行為は性交類似行為ですので売春にはならないと考えられます。
男性が男性を強姦しても強姦罪が適用されずに強制猥褻罪が適用されるのと同じですね。
ですが売春にはならなくとも、取引内容によっては他の罪になる可能性は充分ありますので安心(?)はできませんが。
聞いたことがないだけで、通報すれば捕まる可能性はあります。しかしそもそも警察の判断からしても難しいのです。男女のそれとは少し違ってくる、だがその少しの違いで法律は違法か否かが変わってしまうのですよ。
だから同性愛者同士の売春(に近い行為)は、事実、摘発しにくいのです。
出張ホストは合法ですからね。デリヘルと同じです。
風営法に順守し、届出を提出した上で営業しています。
出張ホストと全く同じ営業システムでも、届出を出していないと摘発されます。
届出を出していない売春行為は風営法違反です。
公然猥褻で発展場が検挙されたという事実は、確かに少なからずゲイコミュニティーに影響を与えました。
しかし、かといって「全国の発展場が廃業しないのはおかしい」というのは、少々極論かと思われます。
事実、類似した例としてハプニングバーは廃業していない訳ですしね。
ミックスルーム→個室というシステムで、不特定多数の人間との性行為が行いにくくなったというだけで、乱交パーティー化を予防できたとも言えなくもないのではありませんか?
>>断片的な意見で納得出来る訳ないでしょ。
私は納得させるつもりはないと前の投稿の冒頭で申し上げたと思われます。
納得できないというのは、それはもう当然のことです。
法律は万能ではありませんから、常に疑問の目を向け続けなければなりません。
最後にアダルトビデオですが、これも合法です。
まず金銭ですが、女優の金銭取引は会社と行われるため、女優に支払われる対価は性交することに対するものではなく、ビデオに映るという出演料です。かつ不特定多数の人間を客とし、その客と性交することで金銭を得ている訳ではないので売春行為には当たりません。
そしてスタッフは、男優・女優の素性を知っており、知り合いが性交しているところを撮影しているに過ぎないので、スタッフは公然猥褻でいう不特定多数には含まれないのです。
スタッフではない無関係な一般人が認識でき得る状態でしたらこの限りではないので、捕まります。
警察の既成事実云々に関しましては否定はしません。というかできません。